ワインコラム第5回【料理とワインの相性って?コレから始めるペアリング】

「ワインと料理のペアリングが大事」
「このワインには、この料理が合う」

こんな話を聞くと、ちょっとプレッシャーに感じませんか?
ワインにルールがあるなら「好きなものを飲んじゃダメ?」って思うかもしれません

ペアリング

でも大丈夫!
基本は自分が好きなワインを楽しむことが一番です


ただ、ワインと料理の組み合わせ次第で、もっと美味しく感じることがあるのも事実
今回はワインと食事の相性の基本をわかりやすく解説します👍



こちらのマダムグログでは、生活に役立つワインに関する情報を月3回お届け
🍷マダムのワインコラム🍷
毎月2日、12日、22日の月3回更新です



                
🍷そもそも
ワインと料理の相性がいい・悪い
ってどういうこと??
                               

ワインと料理の相性がいいと、お互いの美味しさが引き立ちます
逆に悪いとワインの味がぼやけたり、料理の味が変に強調されたりすることも


チョコレートなど甘いものを食べた後にミカンやキウイなどのフルーツを食べたら、フルーツの酸味が何倍にも強調されて「すっっっっぱーーーーー!!」ってなった事ありませんか?
(私はよくあります笑)
それと同じようなことが、料理とワインにも起こります


ペアリング

例えば...


相性がいい組み合わせ

・ステーキ×フルボディの赤ワイン
→肉の旨みとワインの渋味が調和して美味しい✨

・魚介のカルパッチョ×爽やかな白ワイン
→さっぱり感が増して爽やか感UP✨


相性が悪い組み合わせ

・生牡蠣×渋味の強い赤ワイン
→牡蠣のミネラルとワインの渋味がぶつかって、鉄っぽい味に...

・甘いデザート×辛口白ワイン
→デザートが甘すぎて、ワインが酸っぱく感じる...


このようにワインと料理のバランスが崩れると、どちらの美味しさも半減してしまうことがあるのです



                
コレから始めるペアリング
👉ワインと料理の"色"を合わせる

                 

「ワインと料理の相性を考えるのは難しそう...」と思うかもしれませんが、簡単なルールを覚えれば大丈夫!
まずは”色あわせ”から始めてみましょう


ペアリング


1️⃣白い料理には白いワイン

色が薄い料理は、味も繊細なことが多いです


・白身魚のカルパッチョ
・蒸し鶏のサラダ
・豆腐屋シンプルな野菜料理

→合わせるワインは『軽めの白ワイン』
・ソーヴィニヨンブラン
・シャルドネ
・リースリングなど


2️⃣赤い料理には赤ワイン

色が濃く、コクのある料理は、力強い赤ワインと好印象

・トマトソースのパスタ
・ビーフシチュー
・グリルした赤身肉料理

→合わせるワインは『フルボディの赤ワイン』
・メルロー
・ソーヴィニヨンブラン
・シラーなど


3️⃣ピンクやオレンジっぽい料理にはロゼ

ピンク系の食材や、甘酸っぱいソースの料理などにはロゼワインがバランスよく合います

・生ハム
・サーモン
・トマトとチーズのカプレーゼ

→合わせるワインは『辛口のロゼワイン』

 生ハム.jpeg

4️⃣茶色い料理には熟成系ワイン

味がしっかりしていて、香ばしさやコクのある茶色系料理には、深みのあるワインがピッタリ

・煮込み料理(カレー、ビーフシチュー)
・照り焼き
・焼き鳥タレ味

→合わせるワインは『熟成系の赤ワインや白ワイン』『オレンジワイン』




        
🍷まとめ🍷
                      

色合わせは簡単で、外れにくい!

ワインと料理を合わせるには様々な要素がありますが、まずは色合わせから始めてみると意外にそれだけでマッチします


でも本来ワインは自由に楽しむもの
頭を使いすぎたり、プレッシャーを感じすぎたりして料理やワインを楽しめなかったら食事が台無しになってしまいます

迷った時は「食材やソースの色に合わせてみよっかな?」ぐらいの気持ちで気軽に始めてみてください

ペアリング


次回4/22は、さらに詳しく料理とワインの合わせ方について紹介します
もし「ワインと料理の相性にこだわりたい!」と思ったら、ぜひチェックしてみてください✨



Cheers to a wonderful wine life!